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2005年10月26日
ウェブアクセシビリティ導入のポイント
第2弾 ウェブアクセシビリティ・シンポジウム&機器展示体験会・パネル発表会
「ユーザーと企業ウェブ担当者に聞く!ウェブアクセシビリティ導入のポイント」
日時:11月25日(金曜日) 13時30分~19時00分
会場:ちよだプラットフォームスクウェア千代田区神田錦町3-21)
定員:100名(先着順)
参加費:3,000円(事前振込み)*1時30分~3時の機器展示体験会・パネル発表会のみ無料で自由に見学ができます。 「あなたのウェブサイトの情報に、だれでもがアクセスできていますか?」
第2弾ウェブアクセシビリティシンポジウムは、前回大好評だった障害者やシニアユーザーの方々の生の声に加え、既にアクセシビリティに取り組んでいる企業のウェブサイト担当者に焦点をあて、バージョンアップしてお届けします。既に取り組んでいるからこそ語れる『導入のポイント』『取り組み方』そして『今後の課題』を、「JIS X8341-3」策定にも関わったコーディネーターが引き出し、最後の基調講演も含めて今後のウェブアクセシビリティについて考えていきたいと思います。
<シンポジウムの見所>
・視覚障害、四肢障害者ユーザー、シニアユーザーが語る使いやすいウェブサイトとは?
・「アサヒ・コム」と「ヨミウリ・オンライン」2大新聞社担当者の初対談とそれぞれの取り組み
・公の場で初めて語る(株)大塚商会、パルシステム生活協同組合連合会の取り組み
・ユニバーサルデザインウェブサービスを提供している(株)カレンの取り組み
・総務省「公共分野のアクセシビリティ確保の研究会」でも活動中の梅垣氏による基調講演主催:視覚障害者と共に歩む会ハーモニー
協賛:だれでもが使えるWeb実行委員会
というシンポジウムのお知らせです。
ますます重要性が高まるウェブアクセシビリティ。
アクセシビリティの問題を、デザイナーが語ることは多くありますが、
ユーザーの立場が主になって語る機会というのは実際少ないのが現状で、
こういった機会は貴重ですよね。
自分もできたら参加してみたいと思っています。休み取れるかな。。。
主催の「視覚障害者とともに歩む会ハーモニー」のブログがあります。
アクセシビリティに関する取り組みや考え方が書いてあり、
とても興味深いものになっています。ぜひご覧ください。
投稿者 welconnect : 22:34 | コメント (1) | トラックバック
2005年10月25日
介護・福祉の現場も「個人情報保護を」
個人情報保護対策セミナーが21日、甲府市内で開かれた。県社会福祉協議会の主催。プライバシーにかかわる情報を扱う機会の多い福祉施設や介護サービスなどの関係者に、法への理解を深めてもらうのが狙いだ。
セミナーにはケアマネジャーら約200人が参加。個人情報の管理に詳しいインターリスク総研の主席研究員、佐藤彰俊さんが講演した。
佐藤さんは03年7月、愛媛県の自治体が住民の要介護度などの情報を閲覧申請などの手続きをへず住民に公開していた例のほか、00年6月に高知県で障害の部位などの個人情報を含むフロッピーディスクを福祉事務所内で盗まれた事例などを紹介した。その上で、「介護、医療の関係者は家族も知らない個人情報を知りうる立場にある。現場の忙しさを理由に、いったん流出させれば事業者の信頼を揺るがす問題になる」と説明。「自宅に書類を持ち帰ってなくしたり、介護サービス中に車上荒らしに遭ったりする事例が全国にはある。管理には十分注意してほしい」と述べた。
介護福祉の現場も、個人情報保護法から、
個人情報の取扱に強い関心を見せています。
今まで、個人情報の保護にルーズだった施設や医療機関。
法律に準拠するために、どのような対策をとればいいのかがわからず、
混乱をきたす施設も多かったようです。
とりあえずの対応として、こんな資料。
「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」 に関するQ&A
介護福祉の分野で取り扱う個人情報は、
生活に非常に密接に関わる分野の情報であって、
情報の重要性も大きく、
個人情報を漏洩した場合の社会的責任の重さも
一般的な企業よりも重いだろうといわれています。
ホームページや広報誌などでも、個人情報保護への対応には配慮が必要です。
先日紹介した事件のようなことが起こらないとも限らないのですから。
投稿者 welconnect : 00:02 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月24日
「個人情報の保護」と「開かれたホームページ」
事務局のつれづれ日記(サンライフ彦坂)にこんな記事を紹介していました。
インターネットの掲示板に仙台市の小学4年女児の殺害を予告する書き込みをしたとして、脅迫容疑で仙台南署に逮捕された専門学校生丑田(うしだ)祐輔容疑者(23)=東京都江東区白河4丁目=は、女児の学校のホームページ(HP)に女児の氏名が掲載されているのを見つけ、標的にした。防犯上、HPから児童、生徒の氏名や写真を削除する学校が増えている中、今回の事件で、HPの匿名化を強化したいという学校関係者は少なくなく、学校の主役の子どもが学校のHPから姿を消す懸念も強まっている。
女児の学校は、HPに児童名を載せる場合は通常、イニシャルにとどめているが、今回は「チェックミス」(校長)で実名を掲載した。学校は落ち度を認め、女児に謝罪する意向を示している。
HPは書き込みのあった9月16日に閉鎖され、校長は「情報を発信して開かれた学校にしたかったが、閉じざるを得なかった」と話している。
学校HPは学校活動の広告塔で、いわば「開かれた学校」の象徴。市教委も「善行をした児童、生徒の名前を載せることなどは本来、教育的に好ましい」(教育センター)と考えている。しかし、HPは不特定多数が閲覧でき、HPに名前や写真の載った子どもが犯罪者に狙われる被害が後を絶たない。「学校は子どもを危害に遭わせないことが最優先。こういう事件が続けば、必然的にHPの匿名化は進む」(小学校教諭)という。
(中略)
HPの匿名化の進行は学校の過度な抑制を生み、市内の小学校のHPでは、児童の顔が判別できないように目の部分をモザイク処理したり、後ろ姿を撮影したりする写真が目立つ。
学校関係者は「ゾッとする異様な感じで、子どもたちのはつらつとした学校生活を伝えるHPの本来の姿が失われた」と指摘。市教委幹部は「個人情報の取り扱いについては、どこの学校も苦慮している」と明かす。
以前、全日本小学校ホームページコンテストについての情報を書きましたが、
小学校におけるホームページは近年、
自分たちでコンテンツをつくることを大きなテーマに作成されています。
教職員、児童が協力してコンテンツを作成し、公開する。
自分たちの力で何かを作り、
自分たちの勉強の成果を発表し、
社会とコミュニケーションをする。
教育の一環として、学校のホームページは大きな効果を生んでいるように思えます。
しかし、大きな落とし穴。
ブログなどCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の発展や、
ホームページ作成ソフトの機能性・操作性の向上によって、
比較的簡単に、
HTMLなどの知識がほとんどない段階でも、
ホームページのコンテンツ作成・管理ができるようになりました。
いままで、ウェブのプロでしかできなかったものが、
誰にでもできるように変わってきたのです。
しかし、その反面、
ホームページの担当者(この場合、教職員)に
セキュリティや個人情報に対する危機意識などについての理解が
十分に備わっていない環境にあるホームページも多いということです。
今回の事件も、そういった脆弱性を突かれたものといえます。
言い換えれば、今回の事件は、
ホームページが開かれていることが問題なのではなく、
個人情報への配慮が欠けていたことが問題であって、
そのふたつの問題は別の問題であるということです。
それを正しく理解できず、混同させてしまうことによって、
ホームページが「閉ざされていく」のです。
これは、小学校だけでの問題ではありません。
企業、団体、行政機関など、個人情報への十分な配慮が
ホームページ担当者には求められます。
そして、もちろん介護施設にも、です。
投稿者 welconnect : 21:53 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月20日
ブログは473万人、SNSは399万人――総務省調査
総務省は10月19日、国内ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)とブログサービスの登録者数を、事業者の協力を得て調査した結果を発表した。ブログが473万人、SNSが399万人だった。ブログはYahoo!ブログやlivedoor Blog、はてなダイアリーなど33サービスの登録者数を、SNSはmixiやGREE、トモモトなど13サービスの登録者数を合計した。
ということで、ますますブログ隆盛ですね。
SNSに関しては、登録者数399万といえども、
ブログと単純に比較して、
延べ人数で重複している人数が相当いるものと思われます。
介護とウェブのつながりをテーマにしたこのブログですが、
ブログがこのように広がりを持つことは、
介護の仕事に携わる者や介護というサービスを受ける者にとって、
非常に有効なネットワークを構築できるチャンスだと思っています。
ただ、それらブログの多くが、
休眠ブログといわれる、
更新されていないものであるということも忘れてはいけません。
手軽にはじめられるブログですが、
しっかりとした目的意識とコンセプトが求められます。
投稿者 welconnect : 21:10 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月15日
評価される介護施設。ウェブサイトのあり方は?
自分が続けている介護に関係する話題を集めたブログ
「Helpertown」でも紹介しましたが、
こんな取り組みが行なわれています。
京都府は8日から、福祉施設でつくる府老人福祉施設協議会(府老協)と協力し、府内約70の介護施設のショートステイの空き情報を手軽に検索できるホームページ(HP)を運用する。昨年10月の台風23号災害で要介護者の自宅が被災した際、受け入れ先を探すのに難航したため、最大3カ月先の空き情報を提供する。都道府県の取り組みとしては全国初という。ショートステイは、福祉施設に1週間程度の短期間入所を行う介護保険サービス。昨年の利用者アンケートで「満床で利用できない」という声が多かったことや、台風23号の浸水被害を受けた要介護者が施設に入れず、一般の避難所で生活するケースも見られたことから、施設の空き状況を提供することにした。
情報は同協議会のホームページで公開され、加盟する69施設(京都市をのぞく)のショートステイ空き状況が一目で分かるようになっている。府介護保険推進室は「大規模災害時以外でも、介護している家族が急病になるなどの緊急時に大きな力となる」としている。
こちらのサイト、
ホームページ上でショートステイの空き状況を一覧できることになっているんです。
緊急時に空き状況を探すというだけでなく、
施設の利用状況の透明化、選択の幅の広がりなど、
利用者側にも大きなメリットがあります。
選ぶ利用者、選ばれる施設という図式が加速することを切に願います。
そこで重要になるのが、ホームページのアクセシビリティです。
この京都府老人福祉施設協議会のサイトを見ると、
CSSを採用し、HTML構造も比較的アクセシブルなものになっています。
spacer.gifを使っているようですが、そのAlt属性が設定されていないという点以外は、
サイトを見る人を意識したアクセシブルなものになっています。
先駆的で利用者の立場を重視した取り組みに、
うまくマッチしたサイト作りだと思います。
このような取り組みが全国に広がることを期待します。
投稿者 welconnect : 18:00 | コメント (0) | トラックバック
ウェルコネクト、キーワード検索状況は?
ウェブサイトが検索エンジンにどのように評価されているのか、
それがあらわされるのが検索結果です。
上位表示されれば、
それだけホームページにアクセスする人も増える、
企業であれば売り上げやプロモーションに繋がるわけです。
ということで、検索エンジン対策SEOが注目されています。
SEOはただの技術ではなく、
ホームページをより見やすく、わかりやすく、正しい構成にするための
ひとつの目安でもあるわけです。
ということで、このサイト、「介護福祉のホームページ作成 ウェルコネクト」が、
どのように検索エンジンに評価されているかを、
定期的にお知らせしていきたいと思います。
現在の状況はこんな感じです。
「ホームページ作成」+「介護」
Googleサーチ: 7位 MSNサーチ: 1位「ホームページ作成」+「介護事業者」
Googleサーチ: 1位 MSNサーチ: 2位「ウェブデザイン」+「介護」
Googleサーチ: 2位 MSNサーチ: 1位以上のように、
GoogleとMSNによるサーチエンジンの評価をいただいています。
2位以下の評価でも、
その上位にwelconnectの紹介ページが入っていたりするのですが、
※これは自分の作成した関連サイトからの紹介ページ
今回は厳密にこのサイトからの検索表示の結果で紹介させていただきました。
まだサイト開設してからそれほど時間がたっていないことや、
Yahooのページ検索へのサイト登録をしていなかったこともあって、
YST(Yahoo!の検索エンジン)からの評価は得られていませんが、
いい評価を得られるよう、サイト作りに力を入れていきたいと思います。
参考サイト
検索キーワードチェックツール
投稿者 welconnect : 14:58 | コメント (0) | トラックバック
Movabletype 3.2日本語版リリース
介護福祉とウェブデザインを考えるウェルコネクト。
少し情報が遅くなりましたが、
Movabletype3.2の日本語版リリースについての情報です。
介護事業者のホームページで、
コンテンツとしてブログを採用している施設・法人が増えています。
なぜ、ブログが介護施設のホームページに効果的なのかは、
こちらをごらんいただければと思います。
介護福祉ホームページ作成welconnect:Movabletype導入
近年、さまざまな企業・団体がプロモーションやコミュニケーションのために
ブログを導入しています。
トラックバックやコメントというコミュニケーション方法が
企業と顧客・社会とのネットワークに大きな役割を果たしてきました。
反面、スパムと呼ばれる迷惑行為が横行しているのも事実です。
有害サイトへのリンクを送るコメントスパム・トラックバックスパムは
ブログを採用している企業・団体の大きな悩みとなりました。
今回リリースされたMovabletype3.2では、スパム対策を大幅に強化しています。
これで企業・団体もブログをホームページに導入しやすくなったのではないでしょうか。
介護福祉に関するホームページについてもそれは同じです。
社会とのネットワークを作り、施設の広報を行ない、職員の目を社会に開かせる、
ブログの導入が、介護施設のあり方そのものを大きく変えることは間違いありません。
投稿者 welconnect : 10:27 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月13日
「老人ホーム」の新しい地図記号のデザインを募集
国土交通省国土地理院は、「老人ホーム」と「風力発電用風車」の新しい地図記号のデザインを全国の小学生・中学生から募集する。国土地理院が地図記号のデザインを外部から募集するのは初めて。国土地理院が刊行する2万5千分の1地形図に表示されている地図記号は、時代とともに変化している。2002年には、新たに博物館と図書館の記号が加わった。近年、高齢化社会の進展による老人ホームの建設や環境にやさしい風力発電用風車が各地で進められるようになり、新しい地図記号の必要性が高まってきた。いっぽう、義務教育等の教育現場においては、国土に対する理解を深めるために、地図について学ぶ機会を十分持つことが重要であることから、公募を行うこととした。
ここで募集する老人ホームは
特別養護老人ホーム、経費老人ホーム、養護老人ホームが含まれるそうです。
ということは、有料老人ホームやケアハウス、老人保健施設、グループホームなどは
この地図記号に含まれないわけですね。
地図を見ていて、有料老人ホームには「老人ホーム」という名前がついていながら、
「老人ホーム」の地図記号がついていないわけです。
地図を見る側としては「なんで?」って話になりそうなものですが。。。
このブログのなかで、
現在ある地図記号が何をイメージして作られたのかが書いてあります。
さて、「老人ホーム」はどんな地図記号になるのでしょうか。
投稿者 welconnect : 20:05 | コメント (2) | トラックバック
2005年10月11日
Google、RSSリーダーβ版の提供開始
GoogleはブラウザベースのRSSリーダー「Google Reader」のβ版を提供開始した。検索結果を登録していくことでリーディングリストが作成できる。
各社RSSリーダー開発に力を入れていますね。
ヤフーは9月1日、Yahoo!ID会員向け情報ポータル「My Yahoo!」で利用できるRSSリーダー機能の正式版を公開した。新たに、メッセンジャー連係機能などを追加した。
Webブラウザから利用できるRSSリーダーをgooが公開した。同社RSSリーダーのユーザー数を100万に伸ばし、広告配信などのビジネスに参入する構えだ。
IE7にもRSS機能が搭載されるということで、
インターネット上での、ブログの存在感はますます高まっていますね。
介護福祉施設のホームページで、
ブログを利用している施設はまだまだごく少数派です。
RSSリーダーが普及することによって、
より多くの人に正確な情報が提供されます。
メールなどでボランティアさんに情報提供したり、参加を呼びかけたりといった
取り組みを行なっている施設なども多いと思いますが、
ブログを活用することによって、
メールと同じように、RSSで情報を即時に伝えることができます。
企業の、施設のウェブサイトも
大きな変化を求められているのではないでしょうか。
投稿者 welconnect : 23:01 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月09日
アクセシビリティ=利用しやすさ?
官公庁やマスコミが多用する外来語を分かりやすくしようと、言い換えを提案している国立国語研究所の外来語委員会(委員長・杉戸清樹同研究所長)は六日、「トラウマ」を「心の傷」、「クライアント」を「顧客」とするなど、三十五の外来語(表参照)の言い換え提案の中間報告を発表した。各方面からの意見を聞き、来年一月に最終報告をまとめる。提案は今回で四回目で、これまでの三回で計百四十一語を公表。今回の対象は、公的機関の文書や新聞などで使用されているが、一般への定着が不十分と思われる三十五語。言い換え語と意味、用例などを提示し、理解度を四段階に分け、「国民全体」と、「六十歳以上」に分けて示した。
理解度が50%以上75%未満と高かったのは「ドナー」「サプリメント」など八語。一方、25%未満と低かったのは、「アクセシビリティー」「ナノテクノロジー」など二十二語だった。六十歳以上の「サプリメント」理解度は25%未満だった。
これが果たして正しい外来語の意味の理解に繋がっているかというと、
そうでもないようで。
ただ、正しい意味を考えるきっかけにはなるかもしれない。
で、ここでもたびたび紹介している
アクセシビリティ
もそのひとつにあがっていますが、
その言い換え案は「利用しやすさ」。
なんだか「ユーザビリティ」と混同してしまいそうですね。
ってか、ユーザビリティはどう言い換えるんでしょうね。
ついでに、介護福祉に関する言葉としては、
ネグレクト
が入っていますが、「育児放棄・無視」とされていますが、
介護放棄もネグレクトです。
言い換えって難しいものですね。
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投稿者 welconnect : 01:18 | コメント (2) | トラックバック
2005年10月08日
第5回ヘルスケア情報誌コンクール(BHI賞)
NPO法人日本HIS研究センターが主催する第5回ヘルスケア情報誌コンクールの最優秀賞は、岡山済生会総合病院(院長・糸島達也氏/岡山県岡山市)が発行する「ニュースきわみ」に決定しました。5回目の開催となる今回は、全国98施設から合計121誌(A部門71/B部門20/C部門22/部門外8)の応募があり、8月26日の入選作品選定一次審査会を経て、9月2日に東京事務所において厳正な最終審査を行い、その結果、下記のとおり最優秀賞、優秀賞を選定しました。
医療・福祉の広報を審査するコンテストです。
審査基準は以下。
従来から重視してきた「広報誌による広報活動の質」の評価は、引き続き併催する「広報企画賞」に委ねることとし、優秀賞の選定は、紙媒体としての広報誌の編集制作の完成度、出来映えに絞って純粋に審査されるよう審査基準をわかりやすく変更しましたのでヘルスケア情報誌の企画編集にご利用ください。
1 役に立ちそうな記事や企画で構成されているか
広報誌の記事の中で、案外多いのが編集者のひとりよがり情報です。読み手も同じ知識レベルにあると考えたり、奇をてらって的はずれになっては折角の記事が生かされません。構成上さまざまな切り口があっても、あくまで読み手に有益な情報を提供することが紙誌づくりの基本です。2 わかりやすい編集やレイアウトに工夫があるか
読み手といっても一定ではなく、誌面を理解する力は世代や知識・経験の差などさまざまな違いがあるものです。まして病院の広報誌では、可能なかぎり冗長な要素や無駄を削って、誰でもが一見して理解できるような配慮や工夫を重ねること大切であり、ときには痛みを抱える患者さんの立場に立って、どぎつい色やイラストを控えることも必要です。3 読みやすい見出しや文章・文字の配慮があるか
「文字を読む」という行為は、つねに苦痛を伴うものです。わかりやすい誌面にくわえ、読み始めたら最後まで快適に読み通せる工夫が大切です。適切な見出し、漢字率、句読点、文字サイズ、文字間隔、行間隔、1行当たりの文字数など、読み手の目を配慮した地道な努力がヘルスケア施設に相応しい情報誌を育てます。4 紙誌名、色彩、手触りなど全体の印象はどうか
インターネットやテレビと違って、紙ベースの広報誌はあくまでも現実感をともなうのが特徴です。ただ情報が伝わればいいというものではなく、施設の顔としてさまざまな体験の現場に登場し、誰にでも無理なくイメージや信頼感を伝えます。その特性に相応しいものかどうか、広報誌全体が持っている印象や魅力は大切な視点です。5 情報の公開にかける姿勢や熱意が感じられるか
患者・利用者への日常不可欠な医療情報や施設案内情報だけでなく、診断や治療に関わる専門情報、サービス利用の実態とさまざまな評価情報など、職員や住民に向けた、より積極的で幅の広い情報公開が透明性を高め信頼につながります。その信念や熱意が誌面にでているかどうかは、ヘルスケア情報誌の重要ポイントの一つです。
紙媒体のコンテストですが、ウェブデザインにもつながるものがあります。
やはり、医療法人など、医療系の施設がほとんどを占めています。
今回、53作品が入選となりましたが、
第5回のコンテストにして、はじめて社会福祉法人が入選されました。
受賞した王子光照苑は、ウェブサイトにも力を入れており、
ブログを利用したコンテンツ制作など、
情報公開への意欲が非常に強く感じられます。
紙媒体であっても、ウェブ媒体であっても、
社会に向かう意欲の高い施設とそうでない施設との差が
はっきり現れているのが、いまの社会福祉施設なのではないでしょうか。
投稿者 welconnect : 14:20 | コメント (2) | トラックバック
2005年10月05日
介護福祉事業者のブログとは
介護福祉事業者のブログとは
介護福祉事業所のホームページでも、
ブログを利用したサイトが増えています。
ただ、安易にブログを作成したものの、
目に見える結果と結びつかなかったからといって、
放置されるブログも少なくありません。
ホームページを作成する場合は、業者に依頼するなり、担当者に依頼するなり、
資金さえあれば、いわば「他人任せ」でかまわなかったというのがひとつの傾向としてありました。
しかし、ブログはそうはいかないのです。
現場の職員が協力して情報を発信していくのがブログです。
ブログに対する意識がホームページの質、
そして、社会に対してのプロモーションの質でもあるのです。
そういった意味で、参考にして欲しいのがこちら。
ビジネスブログを導入した成功例や、そのプロセスなどが書かれている、
ビジネスブログブック。
どういったコンセプトでブログを立ち上げ、
どのようにコミュニケーションをとり、
どうやって成功に導いたのか。
ビジネスブログ導入を考えている方々だけでなく、
広く読んでもらいたい一冊です。
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価格等の詳細は、別途ご相談……という本
トレンド把握なら”○”。
投稿者 welconnect : 16:54 | コメント (0) | トラックバック
WAT-C、Web Accessibility Toolbar 1.2.1 日本語版リリース
WAT-C、Web Accessibility Toolbar 1.2.1 日本語版リリース
オーストラリアの視覚障害者団体が設立したNPOのAISが開発したツールバーです。1人でも多くの人に使ってもらうことで、Webアクセシビリティの重要性に気づいてもらいたいという開発者の思いから、最もシェアの高いWindows版InternetExplorerのツールバーとして開発されました。
この『Web Accessibility Toolbar』には、英語版をはじめ、現在スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、韓国語の各言語版があるのですが、各国の有志がボランティアでプライベートな時間を割いてローカライズを行い、各国で無償ダウンロード配布されています。この他の言語でも着々とローカライズが進められており、世界的なプロジェクトとなっています。2005年9月には、WAT-C(Web Accessibility Tools Consortium)が設立されました。インフォアクシアでは、日本語版のローカライズを担当し、韓国語版についても同様にローカライズを行っています。
アクセシビリティをチェックするためのツールバーです。
自分もこのツールバーを導入しました。
アクセシビリティチェックはもちろんのこと、
これを使ってみて、びっくりしたのはシュミレーションができることですね。
第一色覚特性(赤/緑)、糖尿病性網膜症、白内障、緑内障など、
さまざまな「見え方」をウェブの画面上でシュミレーションできるのです。
アクセシビリティの重要性を考える上で、
これは大きなヒントになりますね。
今後も、このアクセシビリティツールバーを活用していきたいと思います。
みなさんもどうぞお試しください。
投稿者 welconnect : 16:00 | コメント (0) | トラックバック
yahooの検索が変わりました。
yahoo!japanの検索が変わりました。
検索結果については、こういった基準で表示されます。
従来のYahoo!検索で、[ページとの一致]に表示されていた内容が表示されます。
ウェブ検索の検索結果は、Yahoo! JAPANが利用している検索ロボットによって、世界のウェブページの情報が収集され、検索キーワードと関連性の高い順に表示されます。
検索対象には、Yahoo!カテゴリに登録されているサイト(登録サイト)も含まれます。
つまり、従来のディレクトリ登録サイト優先の検索結果ではなく、
これからはgoogle同様、SEO対策などが重要になります。
【相互リンクの考え方】
新Yahoo!検索エンジンで上位表示されているサイトを
中心に相互リンクを依頼したり、リンクを貼ってもらえるような
コンテンツ作りを意識したサイト運営を心がけて下さい。また、Yahoo!で上位表示されていないサイト、特にリンクの
構造やコンテンツが未熟なサイトは、リンクから削除しても構いません。【リンク構造】
発リンクが多過ぎる、関連性のないジャンルの相互リンクが多いと
検索エンジンから好ましい評価が得られません。
リンクの設置は、サイトの使い易さ、シンプルさ、訪問者の
立場に立った作りを心がけ、効果の薄いリンクは極力
減らすようにして下さい。【アンカーテキスト(リンクに使用されている文字)】
アンカーテキストの内容はもちろんのこと、アンカーテキストの
前後の文字も重要視されています。上位表示をさせたいキーワードで
リンクを貼られているかどうか、リンク元のリンク設置方法を
調査し、必要であればリンク内容の変更を依頼するように
して下さい。
自分のもっているYahoo!カテゴリ登録サイトを見てみたのですが、
キーワードで検索して最初に検索されていたので、
いい影響が出るんじゃないかなと、とりあえず、楽観視してみます。
投稿者 welconnect : 15:08 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月02日
全日本小学校ホームページコンテストを見て。
こんなコンテストがあるんです。正直、びっくりしましたよ。
いくつか、選考された作品を見てみると、
手作り感覚が出ていて、児童と教職員がいっしょにつくっているのでしょうね。
おそらくホームページビルダーとかで、
試行錯誤しながら作り上げてきたのだろうと思われます。
それでも、コンテンツの量に関しては、
普通の介護福祉施設のホームページでは逆立ちしても太刀打ちできないでしょうね。
そして、びっくりしたのは、こちら
大阪府泉佐野市北中小学校
ってか、ほとんど毎日更新じゃないの?これ。
全部の作品を見るのは無理だろうと、とりあえず昨年の大賞に選ばれた作品を見てみる。
もう驚きました。
印西市立大森小学校ホームページ
児童がいろんなグループで計7種類のブログを書いています。
まさに、自分たちで作り上げているホームページですね。
こういった活動を通して、得られる自信って大きいですよね。
介護福祉の事業所のホームページってそれに比べたらはるかに遅れているわけです。
サービス対象者と一緒に作り上げていくという観点も、
こういったホームページから学ばなければいけない点かもしれませんね。
トラックバックを送ってしまったら怒られるかなと思いつつ、恐る恐る送ってみたりする。