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2007年04月25日
破竹の4連勝!悪者参上、坂本鉱司。
湘南ベルマーレがまさかの4連勝で4位浮上!
その原動力の一つが、MF坂本鉱司です。
坂本は、ベルマーレがJ2に落ちてから最初のシーズンからチームに加入。
現役ではチーム在籍年数で最も長い選手、いわば古株です。
湘南の若きプリンスとして左サイドを疾駆していた坂本鉱司も28歳。
昨年終盤からボランチに転向。
球離れの早さ、視野の広さ、攻撃参加に飛び出すスピード。
アジエルに注目が集まるものの、湘南のカウンターの多くは坂本を起点にしている。
今シーズンは、ボランチとして完全にフィットした坂本。
昨年の最終戦で、何もできずに柏の昇格をただただ見送ったとき、
「悪者にならなければいけない」と、自らに課した責任。
佐藤悠介がチームを去ったこともあり、
チームを叱咤する「悪者」としての決意を持って、シーズンを迎えた。
攻撃面での能力の高さはこの日の先制ゴールでも証明された。
アジエルのミートし損ねた浮いたボールを、
利き足ではない右足で振りぬいたシュートは、鋭い弾道を描いてゴールへ。
リーダーシップを発揮する坂本の活躍はこれからもチームを支えることでしょう。
ただ、大きな不安材料は、チームの大黒柱となっていたDFジャーンが負傷のため一時帰国。
DF松本がその穴を埋める活躍を見せているのが頼もしい限りではあるものの、
ジャーンの統率力や経験、高さを失ったことは大きな痛手である。
時節から、好調の山形、福岡との連戦にどんな結果を残すのかが、
前半の大きな山場になりそうだ。
投稿者 welconnect : 22:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月23日
5年ぶりの3連勝。J1昇格へ向けて克服すべき課題。
湘南ベルマーレ、3連勝はなんと5年ぶり。
攻守に鳥栖を圧倒する完璧な勝利でした。
・・・が。
大きな不安材料は、守備の要ジャーンが肉離れのために負傷退場。
さらに、センターバックを組む斉藤もイエローカードを受けて、
出場停止までリーチとなりました。
ここまでベルマーレが好調なのは、
9試合をわずか失点6で抑えている守備陣の貢献が大きく、
昨年失点数リーグワースト2位だった守備の建て直しが成功したことを意味しています。
しかし、その守備の要のうち、ジャーンが負傷。
そして、斉藤もイエローカードあと一枚で出場停止。
今後、どちらか一枚を欠いた状態での試合を迎えたときが大きな不安材料です。
それでも、ジャーンの負傷によって途中出場したDF松本が守備陣をリード。
昨年までのディフェンスリーダーは、安定したラインコントロールと読みの鋭さを見せ、
ジャーン不在の穴を感じさせませんでした。
長丁場のJ2。松本らバックアップの活躍が大きな鍵を握るでしょう。
投稿者 welconnect : 00:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月22日
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投稿者 welconnect : 15:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月17日
妖精に愛された竜。原竜太の挑戦。
東京ヴェルディ戦に3-0と勝利した湘南ベルマーレ。
フッキを徹底して抑えると、鉄壁の守備ユニットが機能、
ボランチに北島を起用したことで、中盤も完全に制圧しました。
そして、後半の3ゴールが生まれるわけですが、
この試合の陰の立役者は、FW原竜太であるといっても過言ではありません。
前線から積極的にプレスし、タテへの突破でヴェルディ守備陣を混乱に陥れた竜太。
かつては名古屋でピクシーとツートップを組み、
若くして将来の代表入りを嘱望された早熟のストライカー。
しかし、名古屋で結果を残せなかった竜太は、京都、山形を渡り歩き、湘南へ。
今季の湘南ベルマーレでは、
ツートップを組む石原もタテへのスピードや点であわせる得点感覚、豊富な運動量を武器としており、
同じタイプのFWを二枚並べるという、珍しい形をとっています。
その理由は、FWに求められる守備での役割の大きさがあります。
ベルマーレのFWはとにかく走ります。
相手のDF・ボランチを執拗にプレスし、ボールの出所にプレッシャーをかけ、
さらに速攻ではアジエルを中心にダイナミックにゴールに迫ります。
そこで、運動量が多く、献身的な守備をいとわない二人がユニットとなり、機能しています。
竜太は右サイドにウイングとして張るポジションも要求されることも多く、
その役割は非常に大きくなっています。
この試合でも、ボールにあきらめずに食らいつき、
相手DFに何度も頭部を蹴り上げられながらも立ち上がり、
ヴェルディセンターバックの戸川への二枚のイエローカードはいずれも
原竜太に対する悪質なファウルでした。
石原同様、ゴールをあげることはできませんでしたが、
チームへの貢献度の大きさは試合を重ねるごとに増しています。
徳島戦で移籍後初ゴールをあげ、ますます勢いづく昇り竜。
前線で疾走する汗かき屋の姿を見逃してはいけません。
投稿者 welconnect : 02:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月12日
求められる介護事業者のコンプライアンス。
介護報酬の不正請求などの問題で、
大手在宅介護事業者のコムスンが厳しい批判を受けています。
介護指定3事業所直前廃業、コムスン処分逃れの疑い…都は「悪質」
東京都から指定取り消し処分を受ける前に3事業所の廃業届を提出し、
介護報酬の返還処分を逃れるという行為がありました。
今後は事業所の統廃合を進めながらビジネスモデルの再構築を進めるとのことですが、
ここで最大の被害者となっているのがコムスンのサービスの利用者であることは間違いないわけです。
拠点がころころと変わり、スタッフも変わり、
サービスの質も維持できているのかどうか。
利用者本位のサービスを追求している企業がとるべき行動なのかどうか。
今回の東京都の指導は全国的にも影響を与えると思われ、
介護事業所へのチェックが厳しくなることが想定されます。
在宅介護事業所はコンプライアンスに目をむけ、
正しいサービスを提供し、その成果としての正しい利益を獲得し、
利用者尊重・利用者主体のサービスを追及していかなければいけませんね。