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2007年05月29日

湘南ベルマーレ、田村雄三の決意。

湘南ベルマーレがアウェーでセレッソとのゲームに勝利し、勝ち点27の5位。
昇格レースに踏みとどまった。

負傷のため、ジャーン、斉藤という今シーズンの補強の目玉であった両センターバックを失った湘南。
大きな痛手を負って迎えたこの試合、チームは4ゴールの快勝。

試合は、セレッソの攻撃を湘南が跳ね返し、カウンターでゴールを狙う展開に。
4ゴールをあげたものの、湘南のシュート数セレッソの14に比べて、半分のわずか7だった。
これが示すとおり、ボールポゼッションはセレッソにあった。
ビハインドを追うセレッソは、長身FWを投入したパワープレーを試みた。
が、それをことごとく跳ね除けたのが、3年目のDF田村雄三。

典型的な対人プレーに強いタイプのセンターバック。
昨年まではセンターバックのレギュラーポジションを確保していた田村だが、
ミスも多く、ビルドアップなどの能力に欠け、
そして強力なベテラン選手の加入もあって、出場機会を失った。
大卒3年目。今年は結果を残さなければあとがないシーズン。

しかし、愛媛戦で自身J初ゴールをあげるなど、ここ数試合での活躍は目を見張る。
この試合でも、セレッソの長身FWに対して、体を張ってピンチを防いだ。
決意のシーズンに挑む田村雄三。
その強い気持ちが、主軸を失ったベルマーレの最終ラインを支えている。

投稿者 welconnect : 22:30 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月14日

好調湘南ベルマーレ、被退場者の多さの理由。

試合を締めくくったゴールと同時に、試合終了のホイッスル。
響き渡るビッグウェーブの大合唱。
湘南ベルマーレ、連勝!

ツートップで3得点、DF田村のJ初ゴールを含めた4得点での圧勝。
まったく相手にサッカーをさせない完璧なゲーム展開でした。

ここで、注目して欲しいのが、相手チームの選手が退場した数、つまり被退場者数。
徳島戦、東京V戦(2人)、鳥栖戦、草津戦、愛媛戦と、
湘南ベルマーレのこれまでの13試合、相手選手6人が退場に追い込まれています。

ラフプレイが多くて試合が荒れているわけでもないことは、
逆にベルマーレの退場者が今まで中町公祐ひとりだけであることからもわかるとおり。
相手の退場者はそのほとんどが守備の選手です。

その理由。
まずひとつは、湘南のツートップ。石原と原の裏へ飛び出すスピードです。
今回の愛媛戦で退場した愛媛DF近藤も、裏へフリーで抜け出た石原を引きずり倒した反スポーツ的行為によるものでした。
常に裏のスペースを狙うツートップはDFにとって大きな脅威です。
ラフプレイをしてでもとめなければいけない状況を数多く作っている証拠です。

もうひとつは、湘南の前線からの激しいプレッシャーです。
相手がDFラインでボールを回している状況でも、プレスは絶え間なく続けられます。
落ち着いてビルドアップができず、いい形でボールを供給できないDFラインは、
攻撃している時でも守備をしている時でも、常にプレッシャーを感じているのです。
そういったストレスや、常に後手後手に回る状況が、
ラフプレイなどを生むきっかけとなっています。
湘南のツートップの、無尽蔵の運動量と、何度削られても起き上がるゾンビのような生命力。
ストイックなまでのハードワークが生んだ被退場者数6という数字ではないでしょうか。

そして、ゴールという結果も生んだ石原と原。
ここから、東京V、札幌、C大阪、仙台と続く4連戦を迎えます。
この4試合で勝ち点をいくつ積み重ねることができるかが、前半戦の山場かもしれません。

投稿者 welconnect : 20:43 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月01日

私事で申し訳ありませんが・・・。

妻が出産する予定です。
はじめての子供なので、非常にあたふたしております。
しばらくはバタバタしそうです。
業務に支障をきたさないようにとは考えておりますが、
どうぞご了承ください。

投稿者 welconnect : 02:12 | コメント (0) | トラックバック