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2007年09月15日
これが今のチームの力。キャプテン、ジャーンの存在感。
これが今のチームの力。これが現実。
かといって、それを受け入れるのはあまりに残酷すぎる話で。
徳島戦。
確実にチームは精彩を欠いていた。
連戦の疲労もあってか、前節のゲームから緊張が切れてしまったのか。
特に、これまでチームを支えてきたベテラン勢はまるで別人のようだった。
ほとんど自分の仕事ができず、2枚のイエローカードで退場した加藤望。
ポジションがいつもと違い、中盤の仕事を託されたものの、ほとんど消えていたエドワルド・マルケス。
そして、判断ミスからみすみすゴールを献上し、試合を壊してしまったジャーン。
ベルマーレは、昨年リーグで二番目に失点の多いチームだったものの、
今年はこれまでリーグで失点が二番目に少ないチームとなった。
躍進の原動力が、ジャーンと斉藤というセンターバックコンビであったことは間違いなく事実である。
ただ、この日のジャーンは本来の強さや読みの鋭さ、そして強い心を見せることもなかった。
スリッピーでコントロールの聞かないピッチ。
2度のアクシデントともいえる突発的に訪れた失点。
そして、スピードがないという不安要素を抱えるジャーンに対して、
徳島のアタッカー陣の豊富な運動量と裏を狙うしたたかさ。
ジャーンは混乱していたように見えた。
これがチームに連鎖し、軌道修正を行うことのできないまま、試合は何事もなかったかのように終了した。
もちろん、チーム状態のいい徳島に対して、
ベルマーレは前節東京Vに引き分けたものの、この数試合は大きく調子を落としていることも事実。
けれど、坂本がいれば、アジエルがいれば、また違ったゲームになっていたかもしれない。
そして、次の試合にはこの二人と加等望が出場停止のため、
スターティングの4人のMFのうち、3人を欠いた状態で戦わなければならない。
さらに、相手は首位札幌。
限りなく絶望に近い状況で、チームは何を見出すのか。
ジャーンの復活なくして、チームの再生はありえない。
投稿者 welconnect : 2007年09月15日 21:21
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