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2007年10月30日

平成19年度全国老人施設協議会ホームページコンテスト最優秀賞は介護老人福祉施設シンフォニー!

毎年、全国老人施設協議会が主催するホームページコンテストですが、
今年の最優秀ホームページに北海道の介護老人福祉施設シンフォニーが選ばれました。

メッセージとロゴマークによるシンプルなフラッシュからはじまるこのサイトの特徴は
コンテンツの数がとにかく多いこと。
各施設の紹介にとどまらず、シンフォニーBOXのコーナーでは、
花の観察日記やダンスの紹介、栄養士による献立日記など、
非常に細かくコンテンツが分けられています。
やや雑然としすぎている感じはありますが、
魅せ方よりもコンテンツの数・ボリュームが評価されている印象はあります。
それと、介護施設のサイトで、ここまで英語サイトをしっかり作っているというのは珍しいですね。

ただ、最優秀賞だからといって、
それがウェブサイトとして本当に優れているとは言いがたいと思います。

更新頻度が少なかったり、
firefoxだとレイアウトが崩れてアクセスカウンターが表示されなかったり、
ウェブ標準への意識に欠けていたり、
お問い合わせがメールフォームがなくて、問合せ先のメールアドレスが画像だけでアンカーも何も無いので読み取れなかったり、
各ページのタイトルタグが「介護老人福祉施設シンフォニー」だけで全部同じだったり、
メニューが散らばりすぎて雑然としすぎていたり。

ウェブサイトの欠点なんて挙げはじめたらきりが無いものなのかもしれませんが、
ただ、ホームページのコンテストでの最優秀賞として、
一般的に理解が得られるレベルに達してはいないと感じる人も多いのではないでしょうか。

まだまだ介護の分野のホームページの質は、これで最優秀賞が取れるレベル。
なんて思われないように、自分もウェブサイト作りを頑張ってみます。

ちなみに、これまでの受賞作品、ノミネート作品に関しては、
社会福祉法人豊寿会のリンク集に掲載されていますので、ご確認ください。

hasebee's Great Journey:広報コンテスト・ホームページ部門受賞が発表されました


投稿者 welconnect : 23:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月18日

待望のドリブラー、猪狩佑貴

0-3の大敗。
東京ヴェルディの圧倒的な個人技の前に、なすすべもなく崩壊した湘南ベルマーレ。
かすかに見えていたJ1昇格への可能性も失いそうなこの一戦で、
数少ない収穫は、ユース出身のドリブラー猪狩がデビューし、その持ち味を発揮したことだろう。

敗戦ムード濃厚な状況でピッチにたった猪狩。
ユース出身選手のトップデビューは、久しぶりで、猪狩へのサポーターの期待も高い。
元日本代表服部とのマッチアップも臆することなく果敢に仕掛けていく。
右サイドを主戦場とするドリブラーといえば、加藤大志(現京都)の活躍が記憶に新しい。
それ以来、
途中出場でサイドから勝負して局面を打開できる選手のいなかった湘南には貴重な戦力となりそうだ。

小柄ながら、縦に勝負するスピードに優れている。
裏街道で服部を抜いたり、セットプレーからあわやゴールというシーンを演出したり、
デビュー戦でありながらも、将来を期待させる活躍を見せ、
絶望感の漂っていたサポーターにも希望を与えた。

今年、猪狩だけではなく、
林、鎌田、岡、そして菊池大介がユースからトップに合流している。
7月にすでに菊池大介が16歳でトップデビューをしており、
猪狩をはじめ、他のユース出身選手には大きな発奮材料となったと思われる。
チームが好調で、活躍の場が与えられなかった若い選手たちのプレーに注目したい。

いや、まだ昇格を完全に諦めたわけではないんだけどね・・・。

投稿者 welconnect : 00:48 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月17日

NetReaderは音声ブラウザの救世主となれるのか?

ウェブの音声ブラウザといえば、
代表的なのはいわずと知れたIBMのホームページ・リーダーです。

が、WindowsVistaおよびIE7への対応を行わないことが既に発表されており、
事実上、ホームページリーダーの開発はストップしたという状況にあります。

進化し続けるインターネット。
その中で、音声ブラウザが取り残されることになり、
入手できる情報が制限されている視覚障害者にとって、
これは大きなダメージとなります。
インターネットですら、情報格差という高い壁によって障害を生んでしまいかねません。

しかし、高知システム開発が発表したのがNetReaderという新しいソフト。
高知システム開発が提供してきたPC-Talkerと連動して、
PDFやフラッシュなどの情報を出力するというものです。
PDFやフラッシュを使用して情報を提供することは
アクセシビリティの面ではひとつの障害となるというイメージがありましたが、
今後、このNetReaderによって、PDFやフラッシュなどの複雑な情報も、
正確に音声で認識できるようになるのかもしれませんね。

投稿者 welconnect : 22:40 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月11日

38歳、加藤望が切り拓いたJ1への道。

どのアナウンサーも彼に対して、こういった言葉を付け加える。
「ベテラン」
38歳でありながらも、
過酷なJ2でもコンディションを維持し、衰えぬテクニックと、無尽蔵のスタミナを誇る彼に対して、
敬意を表してのコメントであることは間違いない。
けれど、本人は、そう呼ばれることに少なからず抵抗を感じているのであろう。
加藤望。
38歳でありながらも、まだまだプレースタイルは変わらず、その先を見つめている。

どうしても勝たなければいけない試合で、
どうしても奪われてはいけなかった先制点。
苦境に立ったチームを救ったのは、38歳、J2最年長プレーヤー加藤望。
無回転ミドルがゴールネットを激しく揺らす。

さらに、後半にもドリブルから強烈なミドルでゴールを脅かす。
そして、左サイドに開いて、まるで秒針さえも止めてしまうかのようなしなやかで美しいセンタリング。
これがフリーのエドワルド・マルケスの頭にドンピシャで逆転ゴールを呼び込む。

今年は、監督の方針から、毎試合途中交代で試合終了の笛をピッチ上で聞く機会はほとんどなく、
最近ではベンチスタートの機会も増えていた。

今日は結局、90分間フルタイムを走りぬいた加藤。
まだまだ衰えぬその力を存分に見せ付けた格好となった。

この試合で負けたら、
セレッソ戦でのキムヨンギのPKストップも、
京都戦での永里の奇跡の同点ゴールも、すべてが無駄になってしまう大事な大事な試合。
加藤の持つ、豊富な経験と、高い戦術眼は、昇格に向けて、計り知れないほど貴重な戦力となる。

さあ、残り7試合。崖っぷちを楽しむ覚悟は固まった。

投稿者 welconnect : 00:08 | コメント (0) | トラックバック