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2007年11月29日

クリエイターの著作権のあり方とは。

なんだか、サッカーの話題ばかりになって申し訳なかったので、
久しぶりにウェブに関する話題を・・・。

クリーク・アンド・リバー社が主催するセミナーに参加してきました
クリエイティブに関する法律トラブルなどについての話でした。
ギャランティの未払いだとか、著作権の侵害だとか、
いろんなトラブルがあるんだなぁ、と、
個人的にはそういったトラブルに巻き込まれたことがなく、
あまり危機感を感じていなかったのですが、
自分がどれだけいいクライアントさんに恵まれていたかが証明されたような気がします。

ウェルコネクトでは、契約書に著作権についての項目を明記しています。
この契約書に関して問い合わせを受けることも結構あります。
クライアントさんはもちろん介護福祉事業者の皆様なので、
著作権などについて十分把握しているというケースは当然ながら少ないです。

著作権に関しては、
データやデザインなど、中間生成物に関してはウェルコネクトに所有権があるのですが、
出来上がって公開されているウェブサイトの所有権はクライアントさん側にあります。
つまり、クライアントさんが、ウェブの画像・デザインデータを流用(横流し)して利益を得たりするのは、
著作権の侵害ですよ、というのが、この著作権に関する条文の意図するところです。
といったことをご理解いただけるといいかなと思います。

フリーランスでやっている以上、著作権にももっと詳しいクリエイターでなきゃいけないなぁと、痛感しました。

投稿者 welconnect : 01:03 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月26日

2008シーズンへ向けて。湘南ベルマーレの再出発。

湘南ベルマーレ、2007シーズンホーム最終戦は福岡に敗れ、優勝の可能性も消滅した。

前半10分で失点。
立ち上がりに失点するという、今シーズン何度も何度も何度も何度も繰り返された過ちを、
この大事な試合でもやってしまう。
それでも、前半終了間際に石原が相手の横パスを掻っ攫ってワンマン速攻で同点ゴール。

攻撃では、右サイドの鈴木将太がチームにアクセントを与えていた。
福岡の左サイドバックの対応が甘いと見るや、徹底的に縦の突破を繰り返した。
後半開始と同時に福岡は選手交代で修正を図ったものの、それでも勝負し続け、
スピードあふれる突破からPK獲得。

が、このPKをエドワルドマルケスが失敗。
ひょっとしたら、これがこの試合のすべてだったのかもしれない。
実は湘南ベルマーレ、今シーズン、PKでの得点はこれまでわずかに1点だけ。何故だろう?
その後も前がかりに攻めるも、福岡の荒っぽいディフェンスと、最後の精度の低さに得点が奪えず、
逆にオフサイドぎりぎり(?)のカウンターから失点。
前がかりになったところで失点するというのも、また悪い癖がでたわけで。
前半立ち上がりの失点といい、
ある意味、シーズンを象徴する戦い方だったという言い方も出来なくはない。

悔やまれるのは、坂本鉱司が負傷のためピッチを離れて、
治療を終えてピッチに入ることを要求していたものの、主審がそれを認めず、
人数の少ない状態で崩されて失点してしまったということか・・・。

この試合、メインスタンドで見ていたのですが、
敗れはしたものの、サポーターにも悲愴感はなく、
一年間、昇格というモチベーションを絶やすことなくシーズンを過ごせたことに対する充実感にあふれていた。
誇りを持って、チームを愛して、それが自分たちにとっての幸せだと気づかされた。

負け惜しみではなく、昇格が出来なかったことを悲しんでいる場合ではない。
チームはもう来年に向けて走り出している。
すでに、アジエルが残留することが早々と発表されたことは、
チームにとっても、サポーターにとっても、何より大きな希望となった。

来年の今頃は、きっともっと大きな希望が待っていることを、確信を持って。


ちなみに、スタンドに河野太郎氏・・・。
うちの子供(6ヶ月)に話しかけてくれましたが、
ごめんなさい。選挙区外の人間だと言いそびれてしまいました。。。
あなたがいたから、チームがここにあって、
こんなにたくさんのサポーターが夢中になれているんです。
ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。

投稿者 welconnect : 23:43 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月24日

湘南、J1昇格に向けたミラクルカウントダウンへ。

鬼門、アウェー仙台戦に勝利、
湘南ベルマーレは、ホーム最終戦を昇格の可能性を残したまま迎えることになりました。


これまで仙台スタジアムは湘南ベルマーレにとっては鬼門だった。
1勝1分9敗という戦績がそれを証明するとおり。
しかし、湘南は昇格争い真っ只中の仙台相手に3-2の勝利。

加藤望のプレーのクオリティの高さには舌を巻く。
圧巻は左からのフリーキック、大きく弧を描いて、ゴールキーパーの頭上を越えてのゴール。
この第4クールに入って、ガス欠になるどころか、MVP級の活躍を見せている。

さらに、アジエル不在の右サイドでは鈴木将太が躍動。
アジエルと違い、右サイドで張ることで、
今まで手詰まり感を抱えていた右サイドからの攻撃での大きなオプションとなっている。

田村の守備での貢献も重要な役割を果たしている。
ロペス・リャンという絶対的なエースに対して、ガツガツと立ち上がりからマークし、
自由にさせなかったことで、仙台にリズムを与えなかった。

もちろん。それだけではなく、選手がそれぞれに役割を果たしたことがこの結果につながっている。
湘南のチーム力を証明するのが、その選手別得点に表れている。
エースのアジエルがPKも含めて12ゴール。
それに続くのが、石原、原、加藤望の11ゴール。
一般的に、J2の戦い方は、守備を重視し、カウンターで個人能力の高い選手の力で得点する。
それは外国人助っ人選手の力に依存するという形に叙述に現れており、
昇格を目指す多くのチームでは得点数が特定の選手に偏る傾向がある。
それに対して、湘南はどの選手でもゴールを決める。
上記の4選手以外にも、エドワルドマルケス、坂本、斉藤なども得点が多く、
レギュラーメンバーでは尾亦以外の全フィールドプレーヤーが得点者となっている。
昨年11位だったチームが、こういった戦い方をすることなんて、誰に想像できただろう。

ホーム最終戦は福岡戦。
まったく勝てなかった天敵に、前回対戦でようやく勝利をつかんだばかり。
愛媛での最終節まで昇格の可能性を残すには、
この試合に勝利し、京都が勝たないことを願うのみ。

さぁ、ミラクルカウントダウン。

投稿者 welconnect : 00:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月12日

崖っぷち湘南ベルマーレ。疾走する鈴木将太。

まさに崖っぷち、J1昇格には全勝が絶対条件の湘南ベルマーレ。
そんなチームに暗雲。

エース・アジエルの父親が来日中に急死。
アジエルはチームを離れ、ブラジルに緊急帰国。
エドワルドマルケスは累積警告による出場停止。
さらに、不運は重なるもので、ジャーンが試合直前の練習で負傷。
外国人選手3人を失い、まさにスクランブル。
それでも、湘南ベルマーレはまだまだ終わらない。

前半に得点をあげて意気上がる鈴木将太は、
後半に入って、自由なスペースを与えられ、鋭いドリブルで敵陣を切り裂く。
これまで、起用されていながらも、決定的なシーンをつぶしたり、
一対一の勝負でボールを何度も失ったり、
チームの期待にこたえることができなかった鈴木将太が、ここにきて本来のキレを取り戻した。

急遽出場の松本も今日は高い集中力で草津の攻撃を跳ね返す。
そして、前節からはボランチに定着した感のある田村は豊富な運動量と体を張った守備でチームを支える。
ブラジル人不在の影響を感じさせなかった。

そして、スーパーだったのは石原。
前線からの守備ももちろんのこと、
何度も何度も、体を張って前線に出たボールをキープし、攻撃につなげた。
得点に絡むことは無くても、チームを勇気付けたのは間違いなくこの11番。

それに比べ、気になるのは原竜太。
第4クールに入ってから、明らかに精彩を欠いている。
それでも、FWの駒不足というのは切実な現実。
今日の梅田と外池の動きの悪さもそれを証明している。


試合は、将太のゴールのあと、スコアレスで続いたものの、
草津GK本田のお粗末なオウンゴールで試合の流れが壊れてしまった感があり、湘南も失点。
それでも、リードを守りきって勝ち点3を奪い、昇格へのわずかな望みはつながった。

次は昇格を狙う仙台との生き残りデスマッチ。
湘南はここで負けたら昇格の望みが絶たれる。
たとえ勝っても、京都が勝ったらそこで昇格の可能性は失われる。
最後の3試合。
長いシーズンの集大成を見せて欲しい。

投稿者 welconnect : 00:41 | コメント (1) | トラックバック