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2007年12月08日
湘南ベルマーレ、2007シーズン総括 オフェンシブハーフ編
アジエルなくしてはこのチームの昇格はありえない。
J1を含め、数多くのオファーを断っていち早く残留を決定したアジエル。
来シーズンも攻撃の核はアジエルに他ならない。
繊細で美しいも力強いステップワーク、
アジエルがボールを持つと、チーム全員がアジエルを中心に動き出す。
アジエルのドリブルが湘南の生命線となる。
小さな体だが、実はジャンプ力があり、コーナーキックからのヘディングも得意。
明るいキャラクターで、チームへの影響も大きく、まさにチームの顔だ。
シーズン終盤、
家族の不幸のためにアジエルが戦線離脱。
その間に成長を見せたのが鈴木将太。
右サイド、ボールを持ったらドリブルで勝負を仕掛ける。
シーズン序盤は、消極的なプレーが目立ち、チームの期待を裏切ってきたものの、
終盤は鈴木将太のドリブルはチームにとってなくてはならない武器となった。
トップ昇格し、試合出場も果たした猪狩や、磐田ユースから加入の原田らの活躍にも期待。
左では加藤望が存在感を見せた。
38歳とは思えない豊富な運動量、経験の高さ、正確なプレスキック、視野の広さ、
第4クールに入ってからはまさにMVP級の大車輪を見せていた。
衰えることはないのだろうか。
今シーズンはキャリアハイのシーズン10得点をあげ、まだまだ発展途上。
途中出場の多かった永里だが、プレーにムラも多く、
スーパーサブと呼ばれるだけの活躍をしたとは言い難い。
だが、第4クール京都戦で見せた同点ゴールなど、印象に残るプレーも多かった。
ピッチにたてば、何かを変えることができる、そんな期待される選手に成長してほしい。
そして、16歳の菊池大介。
出場は1試合のみだったものの、ボールコントロールの技術や視野の広さなど、
将来性を感じさせる選手であったことは間違いない。
経験を積み、チームだけでなく、リーグを背負って立つ選手になることを期待したい。
投稿者 welconnect : 2007年12月08日 15:17
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