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2007年12月24日

藤堂高虎という生き方。

唐突ですが、藤堂高虎という戦国時代の武将をご存知でしょうか。

もっとも有名なのは、彼が何度も主君を変えたこと。
浅井長政からはじまり、7人の主君に仕えたことで、
風見鶏的で、武士道に反する生き方として否定的に描かれることも多い武将です。

が、彼自身の哲学は、
「武士たるもの7度主君を変えなければ武士とはいえぬ」というものでした。
彼は主君を次々変えながら、着実に自身をステップアップさせていき、
徳川幕府でも大きな役割を担う重臣となったのです。

彼が出世を果たした背景として、
もちろん、情勢を見極め、有能な主君を選んで仕えたというのもありますが、
彼自身も、築城の技術に優れ、水軍を操ることにも長けていました。
つまり、誰にも負けないスキルを身につけていったのです。
食うか食われるかという時代でありながらも、それでも家柄や身分によって評価される時代。
家柄も身分もなかった藤堂高虎がのし上がっていたのは、
求められているスキルを身につけ、徹底した実力主義で活躍の場を求めていったからです。

現在、雇用が流動化し、終身雇用というシステムも崩壊しつつあります。
介護のプロフェッショナルとして生きる私たちも、
自分に必要とされているスキルを見極め、
自分が活躍できるフィールドを見つけ、
ステップアップを目指していくことが大切ですね。

ちなみに、
神戸発、タカトラのシュークリームはボリュームがあっておいしいです
このタカトラという名前は藤堂高虎から来ているんだそうです。
ぜひご賞味ください。。。

投稿者 welconnect : 2007年12月24日 00:55

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