団塊の世代に向けたインターネットのポータルサイト(ホームページ)やブログ(日記風のサイト)といったネットサービスが相次いで開設されている。団塊の世代は今後、在宅でパソコンに向かう時間が増え、ネットが自己表現や情報入手の手段として重要になるとみられるだけに、多様なサービスが展開されそうだ。
総務省によると、三月末時点のブログ登録者は延べ約八百六十八万人で、昨年五月に発表した「平成十九年三月末には七百八十二万人に上る」とする推計をすでに上回った。また、『インターネット白書』(インプレス発行)によると、十七年二月時点の国内のネット利用者約七千万人のうち五十代の利用率は14・2%を占め、年々、増加している。
団塊世代が定年退職する十九年からの三年間で退職金などにより五十兆円規模の新しい消費市場が見込まれている。
シニア層のインターネット利用率が近年急増しています。
それにともない、ネット上で自己表現をしようと考えるシニアの方も増えてきているということです。
定年退職後にも、
ブログを通して、社会とつながりを持つということは非常にいい刺激になることでしょう。
そして、いまやまさに「ちょいワルオヤジ」ブーム。
アクの強い、個性的な年配者が受ける時代です。
ブログを通して、その個性を表現する方が増えるのもいいですね。
ただ、残念なことに、いくつかのサイトを見ましたが、
文字サイズ固定など、シニアの方が使うことを前提にしている割には
アクセシビリティへの配慮が欠けている気がします。
シニアをビジネスターゲットとして意識し、取り込みを狙うのであれば、
その特性などにも配慮が必要になりますよね。