3月10日・11日と週末は全日本フットサル選手権を見に行ってきました。
湘南ベルマーレフットサルクラブは前日の準々決勝でフウガドールすみだと延長戦の激闘を制し準決勝進出。
残り1分を切った時点で4-2でリードしていたところから二点を奪われて追いつかれ、
それでも延長で勝ち切ったベルマーレフットサルクラブ。
これは前身のPSTCロンドリーナで全国制覇した2003年以来の快挙。
準決勝はすでに今シーズン国内2冠を達成している名古屋オーシャンズとの対戦。
個人のスキルで勝る名古屋に立て続けにゴールを奪われ、あっという間に3-0。
それでもロドリゴ・内村のゴールで2点を返し、反撃。
1点を奪い合った後、前半終了1秒前にゴール正面、ハンドの反則を取られPK。
これを決められて5-3で後半へ。
リスクを回避しながら、ベルマーレの得意な早い展開を徹底的に封じる名古屋に対し、
5歳から下部組織で鍛えられてきたフットサル育ち植松晃都のミドルはGKに弾かれたものの相手DFに当たりゴール、1点差。
同店を狙うベルマーレは終了間際にPKを獲得。
しかし、エース・ロドリゴがこれを外して準決勝敗退。
それでも、正攻法でやりあって、今シーズンの名古屋をここまで苦しめたのは、確かで大きな一歩。
ひとつ気になったのは林田フェリペが前半途中から出場しなくなった。
早い展開ができなかったのもあるし、相手の切り返しに対応できずに2つの失点に絡んだのもあるかもしれないけれど、
ほとんどの時間をフィールドプレイヤー7人で回していたので、やはり選手の消耗が気がかり。
3日間で3連戦。
3位決定戦はバルドラール浦安との対戦。
チームを支えてきたレジェンドの引退など、浦安は勝ちにこだわる雰囲気がプンプンなのに対して、
どこまでも陽気でリラックスムードのベルマーレ。
試合は1-0というスコアで終わったものの、前からのプレスの強度で圧倒した印象。
ボールを奪いきれない、決めきれないという部分はあったかもしれないけれど。
でも、GKフィウーザの攻撃参加への対応など、浦安も非常に研究して対策をしてきたと感じましたが、
それを上回った湘南ベルマーレ。
チームとしての成長を確認できますね。
優勝したのは決勝でシュライカー大阪を破った名古屋オーシャンズ。
試合中2人の負傷離脱者が出るなど、アクシデントに見舞わたことで終盤はペースダウンした名古屋でしたが、それでも力の差を見せつけていました。
チームを離れる選手、フットサル界から姿を消す選手。
地域リーグのチームによる番狂わせ。
いろいろなドラマのある全日本フットサル選手権。
また来年が楽しみです。
Fリーグ、全日本フットサル選手権はAbemaTVで放送中。