そのデカさは伊達じゃない。
強風と雨にさらされた西京極のピッチでその存在感を示したのは、湘南ベルマーレのGKキム・ヨンギでした。
湘南ベルマーレはJ2リーグ第2節、京都サンガと対戦。
パウリーニョ、アンドレという、J2でも最強のツートップを擁し、
森岡、秋田といったベテランを補強し、戦力充実の京都は昇格候補の筆頭。
その京都とアウェー西京極で対戦。
前節の敗戦のショックもなく、躍動するベルマーレイレブン。
試合は、0-0のスコアレスドローで終了しました。
湘南はジャーン、斉藤というセンターバックコンビが大きな壁となって京都の攻撃を跳ね返した印象が強いものの、
ゴールマウスを守るルーキーGKキム・ヨンギもファインセーブを連発しました。
前節同様、キックミスや攻撃へ展開する判断の迷い、ボールの処理ミスなど、
いくつかの課題は見られたものの、
その恵まれた体格を生かして強烈なシュートを何度もセーブし、無失点で試合を終えました。
ゴールキーパーというポジションでルーキーが開幕スタメンを務めること自体が異例であり、
それだけ大きな期待が寄せられているといえます。
身長190cm。
キム・ヨンギの存在が欠かせないものになったとき、チームはJ1昇格への扉に大きく近づくはずです。