絶対的なエース不在。それでも、チームはシーズン55得点。
エース石原は、ポストとしてのプレーにも磨きがかかり、
囲まれても簡単にはボールを失わない力強さを身につけるようになった。
前線からの献身的な守備、運動量の多さ、瞬発力の高さ。
チームへの貢献度の高さは特筆すべきものがある。
シーズン12得点という数字をどう評価するかは意見が分かれるかもしれない。
決めるべきシーンでのミスも少なくなかった。
石原がここを改善することが、J1昇格への最大の近道になりそうだ。
そして、11得点を挙げた原竜太。
出場時間でいえば2418分と石原よりも1000分以上も少なく、
90分平均得点で0.43、シュート決定率0.23はいずれもチームトップ。
この数字が原竜太の今シーズンの活躍を物語っている。
ただ、終盤戦は負傷もあって、精彩を欠いていた。
シーズン中盤に加入したエドワルド・マルケスは、
前線でボールをしっかりと収める技術の高さでチームに貢献したものの、
得点能力やスピードに物足りなさがあったのは間違いない。
残念ながら戦力外となり、代わりに外国人FWを獲得することが濃厚となっている。
福岡のリンコンという名前もすでにあがっているようだが・・・、果たして。。。
外池が引退、柿本・森谷が退団。
梅田は残り、高さという意味でのオプションとして期待される。
岡、菅野といった若手の成長も楽しみだが、
やはり最大の注目点は外国人選手の補強になりそうだ。