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J1参入プレーオフ決定戦 湘南-徳島
Jリーグは1試合を残して、J1からJ3まで全日程を終えています。
今シーズンのJリーグ最後の試合がキックオフを迎えます。
J1参入プレーオフ決定戦。
J2を4位でフィニッシュし、プレーオフを勝ち抜いたヴォルティス徳島を迎え、湘南ベルマーレは平塚でJ1残留に向けて最後のチャンスに挑みます。
ハイライトはこちら。
引き分けはレギュレーションにより、J1 16位である湘南ベルマーレのJ1残留を意味します。
湘南ベルマーレはこの一年、最後の試合でJ1残留というミッションを完遂します。
試合前のロッカールーム、苦難のクラブ湘南を一年間まとめた大野キャプテンがこのように円陣を締めくくりました。
「このチームをみんなでJ1に残そう!」
湘南一丸
前監督のパワハラ騒動以降、チームは求心力を失い、内部でも分裂が起こるなど、サッカーに集中できる環境ではなくなりました。
当然ながら結果も得られず、いよいよ降格が色濃くなってきたとき、ユース監督の浮嶋敏を監督に据え、新体制でシーズン終盤を戦いました。
バラバラだったチームを一つにまとめ上げる過程は並大抵のものではなかったと思われます。
最後までクラブを信じて支え続けた選手たち。
大野キャプテンの「このチームをみんなでJ1に残そう」。きっといろんな思いがこの言葉に詰まっていたんだろうと思います。
強くないかもしれないし、カネも力もないし、スタジアムだって最強にしょぼい。それでも唯一無二のスペシャルなクラブだと信じている。
みんなの思いは、湘南一丸という旗印のもとに結集。最後の試合に臨みました。
来年もJ1でお会いしましょう。
格好のいい勝ち方ではない。
J2 4位のチームに対して、ホームで、引き分けで残留。
格の違いを見せるなんて余裕は一切なかったし、何度も心臓が止まりかけた。いや、ひょっとしたら止まっていたのかもしれない。
でも、来年もこのチームをJ1で見れることを誇らしく思う。
アジアや世界に挑戦する権利をもつリーグで戦えることを誇りに思う。
いまは、ただただ選手・スタッフ・関係者に感謝しかない。
いろいろあった2019年。
・誤審ゴール取り消しからの大逆転
・監督パワハラ騒動
・台風でグラウンド使えず練習場を転々
・スポンサー料未払い問題
・残留目前でロスタイム失点、参入プレーオフ行き決定
J2に落ちたらどうすんの?って長男に聞かれたけど、そんなん、何も変わらない。クラブがある限りは僕らのすることは変わらない。
2020年の湘南ベルマーレへの期待
とりあえず、仙台の石原直樹がフリーになった。
突然の大宮移籍で茫然とするしかなかった2008年12月31日を思い出す。12年の月日を超えて、うれしい発表があることを勝手に期待しています。
さらに若月大和の加入と山田直輝の完全移籍、山崎の残留ができれば前はかなりやれそう。
危機的な人手不足に泣かされた両サイド。杉岡残留と石原広教復帰はマストかな。
結構やれそうなんじゃないか。いや、ひょっとしたらひょっとするんじゃないか。