絶望的。
絶望ではないけれど、限りなくそれに近い。
2位山形との直接対決、
ロスタイムにゴールを許し、あまりにも大きすぎる敗戦。
さらに、仙台がセレッソに逆転勝ちをし、
2位山形との勝ち点差は9、
3位仙台との勝ち点差は6。
そして、残りは4試合。
のこる2つの昇格圏を東北2チームが確保することが濃厚となった。
湘南ベルマーレはここ7試合でわずか3得点。
出場停止あけの田村が鬼神のようなディフェンスを見せても、
ジャーン・斉藤が山形のツインタワーを封じても、
点が取れないのであればどうにもならない。
今シーズンの前半は石原の高いシュート決定力を中心に
決定率の高さでゴールを積み重ねていったものの、
石原にシュートが少なくなってきたことから、
シュート決定率も格段に落ちている。
最後は運のほうから愛想をつかして逃げていくのだろう、
ポストに当たったボールがキムヨンギの頭で跳ね返ってゴールイン。
怪我あけのトゥットを後半投入するも、
この短期間でコンディションを調整することはさすがに無理があった。
そのなかで、17歳菊池大介は果敢にゴールに迫っていたが、
そこをあえて崩してピッチを去らせた菅野采配にも疑問が残る。
湘南ベルマーレが来年、昇格を狙うチームになるためには、
菊池大介が90分間今日見せたようなムラのないプレーすること。
そして、決定機にゴールをあげる力をつけること。
や、まだ可能性はあるのだから、
残り4試合。
可能性がある限りは応援するしかないでしょ。