アクセシビリティは誰のため?

さて、介護福祉とホームページとの関係を考えるウェルコネクト。
アクセシビリティについて、考えます。
アクセシビリティという考えは、近年アメリカを中心に広まってきたものです。
障害をもっている人にも、
高齢者にも、どんな環境にある人でも、
正しく伝わるウェブサイトを作っていこうと。
それは、ウェブの標準化という形になって現れています。
ご存知のとおり、アメリカはウェブアクセシビリティの先進国です。
それにならい、
日本でもウェブアクセシビリティへの対応が進められています。
ただ、それを行なっているのは、ウェブデザイナーを中心とする
ウェブ屋さんたちであって、
それ以外の人たちが関心を示すことは少ないのが現状です。
ウェブアクセシビリティが、
障害をもった人や、高齢者のためだけのものだとは言いません。
ただ、残念ながらアクセシビリティが本当に必要なサイトに
ウェブアクセシビリティが実装されていない現実は寂しく思います。
自治体や企業サイトにだけウェブアクセシビリティが備わっていればいいのか。
福祉施設をはじめとする介護事業所の多くは
アクセシビリティの実装されていないウェブサイトを設置しています。
せめて、こういった書籍に紹介される全てのウェブサイトが
何らかの形でアクセシビリティを意識したホームページ作りを行なっていることを期待したい。

すぐ役立つ福祉のホームページ
川村 匡由
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5 福祉に興味のある人、関係者は必読。

ホームページ作成に際して、対象者を意識したものにすることが大事な条件。
これができていないのは、
ウェブ制作者の技術の問題ではなく、
アクセシビリティへの意識の低い介護事業者側の責任でもあるのではないでしょうか。

情報アクセシビリティとユニバーサルデザイン―誰もが情報にアクセスできる社会をめざして
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3 「情報行動」という社会学的なアプローチを提唱
4 基本を押さえた非常に良くできたガイド本だ

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