検索エンジン最適化「SEO」、悪質リース契約の被害次々 小規模事業者狙う
自宅で開業するなどの小規模事業者を狙った悪質なリース契約の被害が後を絶たない。最近ではSEOに関連した被害が増えており、全国の弁護士が注意を呼び掛けている。
自宅で開業するなどの小規模事業者を狙った悪質なリース契約の被害が後を絶たない。事業者によるリース契約は基本的に途中解約できない。しかし、 多くの場合、そのことに気づかず、5~7年間の長期契約を結んでしまう。最近では、事業所のホームページをインターネットの検索サイトで上位に表示する 「SEO」(検索エンジン最適化)に関連した被害が増えており、全国の弁護士が注意を呼び掛けている。途中解約ができないリース契約をめぐるトラブルは昭和50年代から頻発。その後、消費者を対象にした契約については特定商取引法の改正などで救済策が講じられた。しかし、事業者については廃業同然であるなど、極めて限定的な場合にしか救済されないのが現状だ。
全国の弁護士らは昨年10月、事業者に対するリース契約の法規制や契約解除規定を求める全国組織を結成。事務局の村井潤弁護士(大阪弁護士会)は「消費者と同じように契約弱者である小規模事業者が全く保護されないのはおかしい」と指摘している。
SEO対策をかたる悪質な業者が増えています。
実際、グーグルの検索順位を決定するアルゴリズムが頻繁に変更され、
そのたびに、検索順位は大きく変更し、会社の業績もそれに左右されます。
検索順位が下がれば、業績の悪化とともに、焦りが生まれます。
そして、グーグルの検索順位決定アルゴリズムは公開されていません。
順位を上げるためにはいくつかの仮説を立てながら、
ひとつひとつ手探りで対策を立てて実行していくしかありません。
ただ、その方法がわからなければ、専門家に頼るしかないという結論になります。
そんな状況で、検索順位を一位にできます、といわれたら、心が揺らぐというのも当然なのかもしれません。
こうした悪質な手法のSEO業者が急増しています。
さらには、逆SEOといって、スパム行為でライバル会社のホームページの順位を下げる業者なども増えているようです。
検索順位を見ていても、最近のグーグルの検索精度が高くなっているとは思えません。
それにもかかわらず、一企業の決定でここまで振り回されるという、
業界としては非常に不健全な状態が続いています。
ただ、いつまでも、こんな状態が続くわけがなく、
検索エンジンがより高い精度でユーザーに有益な情報をもたらすための過渡期であることを信じ、
嵐が過ぎるのを待つように耐えるということも大事なのかもしれません。
少なくとも、「あなたのサイトの検索順位を必ず1位にします」という業者には近づかない方がいいと思います。
検索エンジンでの順位は、ユーザーからの支持率でもないし、サイトの優劣を決めるものでもありません。
ユーザーにとって有益なコンテンツをつくっていけば、ユーザーからの支持を得ることができるはずです。
焦らず、じっくりサイトを育てていきましょう。