元スウェーデン代表で、アーセナルで活躍したMFフレドリク・ユングベリが、
Jリーグの清水エスパルスに入団することが正式に発表されました。
久しぶりのビッグネームというだけでなく、彼がJリーグに来ることには特別な意味もありました。
アーセナルでの活躍がいまだに鮮明に記憶に残っている方も多いと思います。
絶妙のタイミングでみせる鋭い裏への飛び出しと、
トップスピードからの正確なプレーで、アーセナルの黄金期を支えたレジェンドのひとりです。
スウェーデン代表としても、02年ワールドカップでは怪我もあり十分なプレーはできませんでしたが、
06年ワールドカップや欧州選手権などでもチームを牽引しました。
ルックスやファッションでも注目を集め、モヒカンの中央部だけを赤く染めたトサカ頭や、
カルバンクラインのモデルとしてもその肉体美を見せています。
そんなユングベリの口から出た言葉。
「震災に直面した日本人の行動に奮い立たされた。彼らをサポートする姿勢を示したいんだ。」
「今回、震災が起こり、このタイミングで日本で勇気付けるプレーを見せられればと思った。」
熱いんです。
これでもかというくらいに熱いんです。
こうして、原発問題なんかで敬遠する外国人も多いなか、こういった形であのフレディーが日本に来てくれるというのは、本当に感激としか言いようがありません。
体格に恵まれているわけではなく、
瞬発力はあっても爆発的なスピードを持っているわけでもなく、
それでもヨーロッパのトッププレイヤーのひとりとなった選手。
Jリーガーだけでなく、日本でサッカーをやっている人はどんなカテゴリであっても見習うべきところは多いのではないでしょうか。
できればベルマーレに来てほしかった。
せめて、同じカテゴリで対戦なんかしてほしかった。。。