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ドメインがユーザーにもたらすインパクトとは?
「ドメイン」という言葉を知っていますか?
いわゆるインターネット上の住所表記のようなものですが、
よく見かけるものだと、.com(ドットコム)や.net(ドットネット)、.co.jp(ドットシーオージェーピー)などがつく文字列です。
たとえば、このサイトですと、
https://www.welconect.net(ウェルコネクト ドット ネット)ですので、
welconnect.netがドメイン名になります。
たかが住所、されど住所。
検索エンジンで検索すれば、サイトタイトルや説明と同時にドメイン名も表示されますので、
サイトタイトルと関連した意味のある文字列であれば、そこにインパクトを残すことができますよね。
そんなドメインですが、
独自ドメインとして.(ドット)の前につく文字列は自由に選択することができます。
もちろん、ドメイン名は早い者勝ちですので、
すでに使用されている文字列を使うことはできません。
ドットのあとにつく文字列はトップレベルドメインと呼ばれており、
分野別トップレベルドメイン、国別トップレベルドメインというものがあり、
それが最初に記載した.comや.co.jpといった文字列をさしています。
選択できるトップレベルドメインには制限があります。
たとえば、その国に存在する企業や個人でないと取得できない国別トップレベルドメインや
日本国内で登記を行っている会社や企業でないと登録できない属性型jpドメインなどがあります。
.comや.netといったトップレベルドメイン=gTLDには大きな変化がありました。
こんなに選べるようになったトップレベルドメイン
ここ数年、ドメインのうち、
gTLDという広く一般的に使用されるトップレベルドメイン名称に大きな変化がありました。
これまでgTLDでは22種類のドメインを提供していました。
それが.comや.netなどです。
このトップレベルドメインの種類が大幅に増えました。
今回増えたトップレベルドメインの名称自体に意味があり、
そのサイトのイメージに直結させることができます。
たとえば、.tokyoや.yokohamaといった地域名のドメインを使うことで
その事業所の活動地域を明確にアピールすることができます。
また、ジャンル別のドメインを使うことで企業の活動内容をアピールすることができます。
つまり、新gTLDでは、トップレベルドメイン自体に意味を持たせることができるようになります。
介護事業所にはどんなトップレベルドメインがお勧め?
では介護事業所にとってはどんなドメインがいいのでしょうか。
いくつか、自分の独断で、介護事業所にお勧めのトップレベルドメインを紹介します。
介護サービス事業所全般
.care(ケア)
.support(サポート)
.help(ヘルプ)
非常にわかりやすいですね。
企業名やサービス事業所名でこれを使っているところも多いと思います。
たとえば事業所名がひまわりサポートだったら、
himawari.supportなんてドメイン名で取得できるわけです(ちなみに2018年10月1日現在は取得できるドメイン名です)。
事業所名とドメイン名がぴったり合うなんてオシャレでスマートじゃないですか。
介護系転職サイト
.careers(キャリア)
.jobs(ジョブ)
キャリアやジョブといったよく転職サイトで使われる言葉と、
介護を連想させる言葉を組み合わせることで、
介護系転職サイト、介護系就職サイトであることをわかりやすく表現できます。
kaigo.jobsなんてドメイン名もとれたりします。
カイゴジョブみたいですが。
福祉系専門学校
.academy(アカデミー)
.education(エデュケーション)
これもわかりやすいですね。
学校や教育機関を表すなじみ深い英単語です。
介護系専門学校は意外と医療福祉専門学校や介護福祉専門学校と日本語名で表記するところが多いですよね。
介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修などを行う資格学校はアカデミーやカレッジといった名称が多くみられます。
でも、トップレベルドメイン名としては文字数が多くて長いと思うかもしれませんが、
あまり直にURLを打ち込むことってないので、そんなにユーザー側が不便に感じることってないとは思います。
介護用品販売・レンタル
.shop(ショップ)
.store(ストア)
福祉用具・介護用品と言えば、福祉用具の担当者さんが持ってきてくれて支払うなんてイメージの方が
介護保険制度下では強い感じがします。
紹介した2つのトップレベルドメインでは店舗のイメージが強いですね。
店舗での販売というのはあまり馴染まない印象がありますが、
ネットショップなどを活用して販売するとなると、こういったドメイン名はインパクトを持ちますよね。
会社のホームページとは分けて、別ドメインでネットショップを展開するなんてときにもいいかもしれないですね。
.rentals(レンタル)
レンタルのイメージを強く持つのであればこれでもいいですよね。
ちょっとあからさますぎて冷たく感じてしまいますかね。
事業所名称で
.center(センター)
なんとかセンター。
よくありますよね。
介護相談センター〇〇とか。
医療機関・クリニック
.clinic(クリニック)
これは医療機関としたらかなりニーズは高いですよね。
〇〇クリニックは町でもよく見かけると思います。
.dental
歯科医院ならこれもいいですね。
介護コンサルタント
.consulting(コンサルティング)
これもそのままですね。
コンサルタントやアドバイザーなどをされる方はいいかもしれないですね。
運動系デイ
.fit(フィット)
.fitness (フィットネス)
デイサービスは嫌だけど、
運動はしなくちゃ・・・という方にはこんなドメイン。
事業所名に絡まなくてもすごい元気になりそうなイメージがありますよね。
「高齢者の集まるデイサービス」というイメージをあまり植えつけたくない場合は、
フィットネスクラブを連想させるようなこういったドメインは効果的ですね。
グループホームなど入居系サービス
.house (ハウス)
.rest(レスト)
有料老人ホームなどでも○○ハウスなんて事業所も多いですよね。
ショートステイ単体でやっている事業所はレスト(休憩)なんて言葉もぴったり来ますね。
独立居宅介護支援
.management(マネジメント)
ケアマネジメント
care.manegementなんてドメイン名あったら最高ですけど、
残念ながらすでにだれか所有者がいるようです。
ただ、ドメイン名を先に抑えている人がいるんですけど、
希望者にはドメイン所有権を譲渡してくれるみたいですね。
事業所連絡会など
.network
デイサービス
.salon(サロン)
.services(サービス)
サロンという人が集まるところを意味する言葉をドメインに持ってくるのもいいですね。
また、サービスというドメイン名もありますので、dayという言葉をその前にくっつけると
○○デイサービスなんて言葉になります。
たとえば、ebina-day.service(海老名デイサービス)なんてのもありです。
こんな感じで、ドメイン選びの可能性は非常に大きく広がりました。
新しい事業所のホームページ作りに、
サブサイト作りに、
新しくなったgTLDを使ってブランディングをしてみませんか?
.comや.netといった従来のgTLDに比べて費用が高くなりますので、
その都度お見積もりをさせていただきますので、ご相談ください。
最後にもう一度、大事なことなのでいいます。
ドメイン名は早い者勝ちです。
ドメインの費用が世界的に高騰しており、管理維持費を改訂いたしました。ドメイン購入は計画的に。