湘南ベルマーレが迎えたJ1最終節。名古屋戦。
引き分け以上で残留が決定するこの試合、2-2で引き分け。
勝ち点41で5チームが並びましたが、得失点差で来年のJ1残留を勝ち取りました。
先制し、追加点を奪って2-0で前半を折り返す。
ここまでは理想的なゲーム運びでしたが、
後半に入って早々、次々と決定機を外し続けたそのつけが回ってくる。
ポジション取りでのよくわからないPK判定を受け失点。
どう考えても不運としか言いようのないハンド判定でのPKおかわりで2-2の同点に追いつかれる。
それでも引き分けでこの試合を終え、J1残留を決定させました。
対する名古屋はJ1・J2入れ替え戦、と充満する絶望感。
しかし、川崎で磐田が敗れるという一報がスタジアムを歓喜で包む。
誰も予想できないような展開。
フットボールは何が起こるかわからない。
ベルマーレのキャッチフレーズである
「たのしめてるか」
納得のいかない判定で2点差を追いつかれるというこの状況でも
冷静に全員がプレーを続けることができたのは
この言葉があったからに違いない。
選手の試合後のコメントでも、この状況を楽しんでやろう、と声を掛け合っていたことをGK秋元選手が語っています。
たのしめてるか
今一度、自分に問い直してみましょう。
試合前に、ベルマーレでヘッドコーチをしていたニカノール氏の逝去が伝えられました。
ベルマーレの攻撃的サッカーの原型は彼が作り、
小さなクラブから何人もの日本代表選手を生みました。
ありがとうニカノール。
あなたの愛したクラブはまた来年もJ1でプレーします。
まだルヴァンカップ優勝キャンペーンやってます。
ぜひお早めに。
追記
キャンペーンは平成30年12月31日をもって終了いたしました。