残念ながら、母校東海大学は箱根駅伝最終10区にて途中棄権。
4年の荒川が蒲田の踏み切りに足を取られ、足をくじいてしまい、
結局、あと二キロほどの距離を残して、ゴールにはたどり着くことはできませんでした。
現在、踏切を含む京急蒲田駅近辺は高架化を進めていて、
近いうちに、箱根ランナーがあの踏切を渡ることは無くなるわけですが。
佐藤の力走により、7区の区間新記録を打ち立てた優勝候補東海大学、
来年は予選会からの参加となります。
そもそも敗因は、
1区藤原が出遅れ、
2区で伊達が力走して貯金を作ったものの
それを3区で吉田が食いつぶす。
4区の平山は駒大をマークして健闘するも、
1年の河野に5区は荷が重すぎ。
6区で皆倉がひどい出足だったものの後半盛り返し、
7区の佐藤は期待通りの走りだったものの駒大の豊後が粘ってしまったために差を詰めきれず、
8区の芳村が大失速ですべての望みを食いつぶし、
結局9区、そして10区の悲劇につながったわけです。
という流れで、本当にちぐはぐというか、力不足や配置ミス、体調管理の失敗など、
こうしてみると二枚看板をそろえていても、箱根で勝てる要素はどこにも無かったのかもしれません。
蒲田の踏み切りの悲劇は、ただの悲劇ではなく、大きな教訓として、来年以降にいかして欲しいですね。
・・・自分も、訪問介護のときは、あの踏み切りに足止めされて、どれほど泣かされたことか。