WAT-C、Web Accessibility Toolbar 1.2.1 日本語版リリース

WAT-C、Web Accessibility Toolbar 1.2.1 日本語版リリース

オーストラリアの視覚障害者団体が設立したNPOのAISが開発したツールバーです。1人でも多くの人に使ってもらうことで、Webアクセシビリティの重要性に気づいてもらいたいという開発者の思いから、最もシェアの高いWindows版InternetExplorerのツールバーとして開発されました。
この『Web Accessibility Toolbar』には、英語版をはじめ、現在スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、韓国語の各言語版があるのですが、各国の有志がボランティアでプライベートな時間を割いてローカライズを行い、各国で無償ダウンロード配布されています。この他の言語でも着々とローカライズが進められており、世界的なプロジェクトとなっています。2005年9月には、WAT-C(Web Accessibility Tools Consortium)が設立されました。インフォアクシアでは、日本語版のローカライズを担当し、韓国語版についても同様にローカライズを行っています。

アクセシビリティをチェックするためのツールバーです。
自分もこのツールバーを導入しました。
アクセシビリティチェックはもちろんのこと、
これを使ってみて、びっくりしたのはシュミレーションができることですね。
第一色覚特性(赤/緑)、糖尿病性網膜症、白内障、緑内障など、
さまざまな「見え方」をウェブの画面上でシュミレーションできるのです。
アクセシビリティの重要性を考える上で、
これは大きなヒントになりますね。
今後も、このアクセシビリティツールバーを活用していきたいと思います。
みなさんもどうぞお試しください。

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