湘南ベルマーレはザスパ草津と対戦し、2-0で勝利。
チームを勝利に導いたのは、永木亮太の右足ミドル。
今シーズン、ハイレベルなパフォーマンスを見せ続ける2年目のルーキー永木。
今シーズン、いまだにチームは失点3。
攻撃陣の得点力不足を補い、チームを5位にとどまらせる原動力となっています。
その中で、特筆すべきはハングギョンと永木のダブルボランチの活躍です。
フィジカルに強く、体を張ったプレーを厭わないハングギョンと、戦術眼に優れ、チームのバランスをとる永木。
今日の永木は、中盤をコントロールし、ボールを次々と奪取、シュートへの意識も高く、チームを牽引しました。
先制点も、ハングギョンが奪ったボールを、狙い澄まして右足で振りぬいた永木のミドルでした。
ルーキーながら、昨年は強化指定選手としてチームに加わり、反町監督からも高い評価を得ました。
ひょっとしたら、J1に昇格したことで得ることのできたもっとも大きな収穫は、
この永木を獲得したことだといわれる日が近い将来に来るのかもしれませんね。
ただひとつの懸念材料としては、セットプレイからの得点が少ないということ。
キックの精度が低いというわけでもないし、おなじみのサインプレーなども積極的にトライしています。
キッカーを務める永木だけの責任ではないけれど、膠着状態に陥った展開を打開するためにはセットプレイの力が重要です。
千葉のようにはいかないでしょうけれど、セットプレイで脅威を与えられるチームであってほしい。。。