検索エンジン最大手googleの検索における順位決定アルゴリズムが変更される「パンダアップデート」が
7月18日に実施されました。
googleはインターネット上に点在するサイトのさまざまな要素を判断し、有用なサイトを上位に表示できるように、
独自の順位決定アルゴリズムを持っておりますが、その内容については明かされていません。
被リンクの質や量、コンテンツ内にキーワードがどれだけ含まれているか、見出しにキーワードが含まれているか、
など、さまざまな要素が考えられていますが、
上位表示を狙うためのSEO対策として、SEO対策の為だけの内容のない無価値なサイトを無数に作るSEO業者なども多くなりました。
今回のアップデートでは、質の高いページの上位表示を目的とし、
・コンテンツに独自性がないページ
・広告ばかりのページ
などを大幅に格下げするという方向性でした。
ただ、実際、ふたを開けてみたら、
アフィリエイト目的の内容の薄いページや、
明らかにコピーペーストで作られたページなどが依然として上位表示している現状です。
さらに、同一ドメインのページが何ページも続けて表示されるため、
情報として価値の薄いページや似通ったページばかりが羅列される検索結果となっています。
検索する側から見ても、かなり不便な印象を受けます。
ちなみに、ウェルコネクトで制作しているサイトでは、現時点でパンダアップデートの影響を受けているものはないようです。
ただ、これはアップデート以前からですが、順位の上下動の幅がかなり大きくなっています。
残念ながらまだまだ人気者とはなり得ていないグーグルパンダ。
インターネットという檻の中をぐちゃぐちゃにかき乱しているようにも見えます。
とりあえず、早く安定してほしいものです。
グーグルのいうきれいごとをそのまま信じて、
SEOのためのコンテンツではなく、ユーザーのためのコンテンツを追求することで、
本当にサイトは評価されるのでしょうか・・・。心配。