大阪の愛港園という特別養護老人ホームがあるのですが、
ブログの黎明期から積極的にブログを活用した情報公開を施設全体で進めており、
各部署ごとにブログを設置し、毎日更新されるブログも多く、
施設長のブログも頻繁に更新されていました。
当時、ブログがまだメディアとして地位を確立していない状況で、
愛港園の取り組みは衝撃的だったわけですが、
その愛港園施設長のブログが終了することが発表されています。
ブログとツイッターやフェイスブックといったツールの書き分けが難しくなったことをひとつの理由としていますが、
それだけ情報発信のためのツールが増えているということは当時からはなかなか考えにくかったことでもあります。
ブログが時代遅れになったというよりも、
情報を発信するときに、メッセージを送りたい対象者や、発信する内容などを判断し、
上手にツールを使い分けるというのが、今の時代の流れになってきたということですよね。