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湘南ベルマーレはJ1第一ステージを勝ち点22、10位という順位で終えました。
昇格組としてこの順位は検討したという評価と、
J2で勝ち点101という圧倒的な強さを見せた割には結果を残せていないという声もありますが、
前回J1挑戦した2013年ではシーズン半分消化して時点で3勝しかできておらず、
その倍の6勝を挙げているということは大きな成長を感じさせます。
そして、湘南ベルマーレはこのステージで2つの部門で圧倒的な勝利を収めています。
J1第1ステージ走行距離ナンバー1は湘南、ワースト走行距離は…
Jリーグはトラッキングシステムにより取得したデータから選手の走行距離などを発表しており、J1第1ステージ終了時点での走行距離のチーム平均値が113.049kmだったことを発表した。
Jリーグによると、第1ステージで最も走行距離が長かったチーム(1試合平均)は湘南ベルマーレで117.389km。2位は松本山雅FCの116.035km、3位は横浜F・マリノスの115.267km。逆に最も走行距離が少なかったのは名古屋グランパスで108.479kmだった。
また、スプリント回数(時速24km/h以上)が最も多かったチーム(1試合平均)は湘南で179回、2位が走行距離が一番少なかった名古屋で176回、3位がガンバ大阪で175回だった。
ということで、走行距離とスプリント回数でトップ。
あまり動かないゴールキーパーの秋元陽太がだいたい走行距離5km弱程度。
残りの10人は平均で12km近く走っているわけです。
ちなみに、走行距離で最下位の名古屋は108kmですので、だいたい走行距離で10km強ということになります。
一般企業であれば湘南の走行距離は立派なブラック企業レベルな労働環境かもしれません。
ただ、このトラッキングシステムが導入することによって、「走る湘南」が印象付けられ、
数字としてもそれがはっきりと示されたということは、
今後のチームの強化にも大いに役立つものとなります。
ちなみに、スプリント(時速24km以上のダッシュ)の回数でもトップ。
どちらかというと、チョウ監督はこっちの数字の方を意識しているように思います。
これもキーパーの秋元が1試合に1回あるかないかなので、
だいたい一人18回程度スプリントしているんですね。
ちなみに最下位の交付は136回なので、ひとりあたり4~5回分のスプリント回数の差があるということですね。
走る湘南。
対戦チームは第二ステージはさらに対策を練り、強固にブロックを組んでスペースを与えないサッカーをしてくるでしょう。
それをぶち破るさらなる進化が期待されます。